英文学徒が綴ります。

日々アウトプット!!ただ文章が書きたい男のブログ

旅行、旅の話

僕は旅行が好きだ。まだ陽光も刺さない夜に起きて、前日に纏めた荷物を背負う。忘れ物をしてそうだな、とか戸締りをしたかな、とか色々な事を考えながら車に乗り込み、目的地へと出発する。ETCのバーをくぐれば、高速道路に出る。高架から見下ろす街は、普段とは違うようにも見えた。

僕が旅行で好きな瞬間は、休憩にサービスエリアに立ち寄る時だ。陳列棚にはその土地土地の名産品がずらりと並ぶ。スクリーンに表示された各地の交通情報、フードコートから漂ってくる食べ物のいい匂い、一時の安息を楽しむドライバー達。言葉には言い表せぬ、独特の雰囲気が好きだ。長距離ドライバーにとってはそうではないかもしれないけど、僕にとっては素晴らしい非日常空間なのである。

僕か旅行好きなのは他の誰でもない、両親のお陰だろう。小さい頃からよく色々な場所に連れて行ってもらっていた。関西に住んでいた頃は、車や鉄道が好きだったので京都の梅小路や三重の鈴鹿サーキットにも行った。福井や大阪も訪れたらしい。こっちに来てからは、関東のレジャースポットはあらかた回ったのではないだろうか。水族館、動物園、遊園地、温泉街ととにかく家族で沢山の場所に行った。特に水族館に関しては、関東なら行っていない水族館の方が少ないくらい。(知らんけど)

とは言うものの、実は旅行に行く頻度自体はそこまで高い訳では無い。中学に入ってからは部活が毎日あったので、頻度もかなり下がった。では、どうして旅行好きを名乗れるのか。それは他人よりも旅行を楽しんでいる自信があるからだ。

ただその場所を訪れ、観光するだけでは僕はどこか物足りない。その場所までの移動も含めて楽しむのがコツだと思う。行きの道ではどこかで休憩を挟み、これからの観光のことについてあれこれ考えるのも大事な行程だ。移動中に観光地の歴史について調べるのもまた良し。到着したら、五感をフル稼働させて楽しむ。風景、建物、食事は特に重視する。プロ野球の遠征なら、野球場にだけ行くのではなくて、付近の観光地を訪れたり有名な料理を食べたりするのが良いだろう。帰り道は少し切ない気持ちになる。でも、その切なさも含めて旅の良さだと思う。普段の生活では感じられないから。

全身で見知らぬ土地を感じる旅は、良い。僕はもっと色々な場所へ行きたい。本州もまだ知らない場所だらけだし、北海道や沖縄には足を踏み入れたことすらない。両地域共に興味深い土地である。日本という国に加わったのは比較的最近であり、以前は蝦夷であり琉球であった。先住民の歴史、そして開拓と発展の歴史、戦争の歴史、とても1回の訪問では見切れないだろう。北海道はでっかいどう。大変失礼した。海外にも行きたい。しかし海外に行くには大変なお金がかかるため、入念な準備が必要だろうと考えられる。

話も纏まらなくなってきたので、この辺で切ろうと思う。まだまだ話したいことはあるが、また別の機会に。