ニートやめたい
僕は、大学生である。しかしその実態は学問を修め、自らを人間として高めてゆくという本来の大学生の姿とは乖離している。言葉を選ばなければニートである。
授業は確かにあるが、オンラインだと講義形式の授業はどうしても耳から入って逆の耳から抜けていってしまうのが現状だ。お寺でお坊さんのお経を聞いているのと何ら変わりはない。そういう大学生は多いのではないだろうか。(というより、そうであってくれ)
そんな没落大学生がそろそろ意識を変えて生活をしなければいけないと感じている理由は、かなり多いので、この記事では主な二つの理由を紹介する。
一つは、大学の授業も進んできたということで、いよいよテストというものが現実味を帯びてきたからである。テストで問われることは簡単で、普段の講義の理解度である。現状、僕はどの講義にも大した理解はない。よって、このまま時の流れに任せて惰性にまみれた日々を過ごしていれば落単再履修の道しかない。まだ一年生だから取り返しはつくかもしれないが、留年して親に叱られるのも嫌なので、そろそろ勉強をしなくてはいけないと思っている。
二つ目の理由は、今流行りのドラマ「ドラゴン桜2」の影響である。ドラマ?たかがドラマの影響ごときで勉強を頑張れるのか?そう思う方も多いであろう。しかしながら、僕は高校受験時代は「揉み消して冬」という、登場人物の大半が東大卒の設定のドラマを見てモチベを高めた。その結果第一志望に合格することができた。(ついでに、波瑠さんに恋をした。可愛い...)
ドラゴン桜を見ていると、ひたむきに努力することの尊さを実感する。ドラマながら、登場人物が夜遅くまで勉強している描写には心を打たれた。おそらく、僕が人生で一番嫌なことから逃げずに戦ったのが高校受験の時であった。大学受験の後悔を糧にして、あの時の努力を超える努力をしたい。というのが大学生活でも最も重要な目標の一つである。
と言うわけで、今日は野球がないのでちゃんと勉強しようと思う。堕落した大学生というのは小説の中にだけいれば良い。なんのために最高学府の門を叩いたのかを今一度考え、放置したいくつかの課題たちの弔い合戦に出ようと思う。そして将来的にはお国のために役立つ人材になることをここに誓う。
最後の一文は嘘である。